高知へひとり、鰹に会いに行く
健康に生きるためには、やはり旬のものを食べて生きなければならないと思う（デブの思考）。そして、海産物ほど現地で食す意味がある。休暇と言えば国外へ行きがちな私も、食を求めて年に数回国内旅行をする。
ワシントン行きを決めた矢先の2月。あれ、潮の流れを感じる…そろそろカツオがやってくるのでは？と、海無し県埼玉在住の私の七感が働き
ぶらり高知一人旅。
トートバッグ一つ、マイルで往復エア無料。
人生初四国上陸。広島出身なくせに目の前の四国に行ったことないなんて！四国四県のうち、唯一LCCが離着陸する愛媛はいつでも行ける気がして、ANAJALしか路線のない県に降り立つべきというのもマイル旅の醍醐味である。
高知竜馬空港というネーミングセンスはさておき、日本の夜明けぜよーーー！といざゆかん。
高知駅前観光案内所ではなんと無料で自転車がレンタルできる。電動自転車も先着10台あり、これさえあればめぼしいところは観光できる。
よさこい会館
アンパンマンの石像は至る所に
このあたりは駅からも近く、徒歩でも観光できる。
桂浜も頑張れば行ける。電動自転車で頑張れば片道16km前後、本当に頑張れば1時間くらいで行ける。
頑張った。旅先では無茶できるタイプの人間なので自転車頑張った。桂浜の近くには坂本龍馬記念館もあるので是非一緒にどうぞ。
高知城は駅から2kmもないので歩いていける。本丸御殿の建造が完全に残っている唯一の城であり、とても貴重な文化財。天守台がかなく、本丸上に礎石組まれ隣接した設計。
手をついて上がらなければならないほどの階段で天守閣まで上ると、高層ビルのない高知市が一望できる。
ゆったり展示も拝見して60分。隣の高知城歴史博物館も合わせてどうぞ。
ひろめ市場
安息の地。ここが桃源郷かシャングリラか。私は一生高知市民になれないと悟った天国。一生お金くれて遊んで暮らしていいならすぐ隣に住みたい場所。
中は大人のフードコートと言わんばかりに、飲食店が軒を連ね、大衆居酒屋からワインバル、インドカレーまでジャンル様々所狭し。中央と奥に二カ所広めのテーブルスペースがあり、その外通路にも四人掛けテーブルがいくつかあったり、各店舗でテーブル席を備えていたり様々。
基本的持ち込み自由。他店の商品も、うちでドリンク頼めば持ち込んでもいいよと寛容。
中でも行列が絶えず、大人気なのがこちら。
藁焼きカツオたたき。このために私は飛行機に乗ったんだ！！！
身も厚く、新鮮で、香ばしい藁焼きの香りから、舌に乗った瞬間味わったことのない旨味、脂を感じる逸品。カツオたたきの概念が覆る瞬間だった。
生のカツオを豪快に藁焼きしていくお姉さんがかっこいい。
塩とタレが選べる。岩塩に柑橘(酢橘かレモン汁)と粋な組み合わせ。これがとにかく合う。カツオの脂があっさりいただける。
寿司にしても絶品。
ちなみにこちら
明神丸の藁焼き鰹塩たたき【冷蔵品】は通販できる。
勿論私は現地から発注して、後日再度いただいた。この塩たたき、オススメはゴマ油＋おろしニンニクで食べること。ビールが進む進む。大変。
屋台餃子も人気。高知市内にはしばし夜間まで営業している屋台がある。そこの人気餃子の出店。混んでいても焼きたてを座席まで届けてくれる親切。真昼間でもうっかりビールも頼まざるを得ない。
小鉢サイズのおつまみも充実。香川県から出張中のお兄さんと相席して色々食べたのもひとりたびの醍醐味。
土佐赤牛のハンバーガーもジューシーで美味しかった。毎食ここで食べた。ここ以外カフェ一軒しか行ってない。
唯一行ったブリキのサボテン。高知県内で事業展開している現代企業社さんのカフェ
店内の装飾もレトロでオシャレ。
メニューやカップも可愛い。
高知のゆるキャラは可愛い。
なるまちゃん。私は鰹人間推し。本体には会えなかったから悲しい…。
滞在中に見つけて至極気に入ったのがこちら。
よさこいと和雑貨の ほにや さん。和柄のセンスが良く、可愛い雑貨で溢れている。和柄の服も可愛い。荷物の都合少ししか買えなかったので次回orオンラインショップでお世話になりたい。
初めての四国、高知県は女子ひとり旅でも十分満喫できる美味しいところ。初鰹は今月いっぱいだが、是非戻り鰹の季節に訪れてはいかがでしょう？
