繁華街の最寄り駅。 時計の短針が残り半周にさしかかる頃、女子トイレはたちまち煌めき出す。 散らかり放題の化粧台から顔を上げると、右も左も鏡の自分と睨めっこ。一ミリ単位で仕上げるアイライン。キラキラと星を散りばめるまぶた。熟した苺のような美味…
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